第二回文学フリマ金沢に出展します

第二回文学フリマ金沢_SeeMoonおしながきA4

おしながきをアップしました。

2016年6月12日 第二回文学フリマ金沢にサークル出展します。

スペースNo.う-15「See Moon」

関東圏以外での即売会参加は4年ぶりになります。
金沢は初めて訪れる土地なので楽しみです!

今回は、既刊と委託のみになります。
でも、ほとんどの方には全部初めて見る作品になるかと思います。

怪盗ゴシックフェアリー』』『魔法音快ゴシックライブ!
上記作品の本文はE★エブリスタにて、試し読み版を公開中です。
ぜひ読んでみてくださいね!

金沢でお会いしましょう。

次はコミティア116で委託します

第二十二回文学フリマ東京にて、作品を買ってくださった皆さまにお礼申し上げます。ありがとうございました!

前回より広い会場で、気温も程よく快適に過ごせた文フリでした。
GW期間中というイベントが盛りだくさんの時期に、来てもらえるだけでも嬉しいのに作品まで買ってもらえるというのは、一層の励みになります。

わざわざ買いに来てよかった。と、思われるような作品作りを、これからも続けていきますので、引き続きよろしくお願い致します。

直前のお知らせになってしまいましたが、2016年5月5日「COMITIA116」にて、オリジナル小説を頒布させてもらえることになりました。

スペースNo.展19「nepetalactone」さんにて、下記2種を委託させてもらいます。
怪盗ゴシックフェアリー』』『魔法音快ゴシックライブ!
作品の本文は「E★エブリスタ」にて、試し読み版を公開中です。
よろしくお願い致します!

コミティア116委託SeeMoon

今後の予定について。

2016年6月12日「第二回文学フリマ金沢」に直接参加します。
スペースNo.う-15「See Moon」

2016年7月3日「サンシャインクリエイション2016 Summer
こちらにも直接参加予定です。
新作は、艦これ短編小説『間宮ヨウカン事変(仮)』の予定です。

その前に、吹雪のお話しの続きが先に公開になるかもしれません。

色々滞ってるので、ちょっとずつ進めていきます。よろしくです!

怪盗ゴシックフェアリー

2016年5月1日 第二十二回文学フリマ東京にサークル出展します。

スペースNo.キー35「See Moon」

新刊は、オリジナルゴシック少女モノ・ライトノベル第二弾!
『怪盗ゴシックフェアリー』

原作・文章:見月七蓮
イラスト:深井千弦(いばらおび)
A5サイズ・頒布価格400円(予定)


 ☆☆☆ Introduction ☆☆☆

 角笛を吹き鳴らせ

 新月、満月、

 わたしたちの祭りの日に。

(新共同訳聖書・詩篇81篇4節より)

「お月様出てる?」
 少女は問う。パステルピンクと、パステルパープル。ツートンカラーの髪を左右に揺らし、夜空を眺めた。
「今宵の月は、とても美しい皓月(こうげつ)」
 その隣でシスターは答える。清楚さを引き立てる純白の修道服とベールが、月の光で幻想的に照らす。
「月魄(げっぱく)より注がれしエナジー、この翅(はね)に受け止めて」
 妖精を模したゴシック衣装を身にまとった少女は、薄っすらとイルミネーションのような輝きを放っていた。月光に呼応するかのように。
「聖霊は、神より与えられし」
 シスターが少女に手を差し伸べる。少女はその手を握りしめ、続けて言った。
「聖霊よ、仮の器たる我へ」
 少女の瞳は猫の目のように光り、舞い込んだ風が辺りを揺らす。
「神の御心のままに、捧げ物を」
 そう言って、シスターが少女の手を放すと
「怪盗ゴシックフェアリー、頂戴に参ります☆」
 少女は、お月様に向かって名乗りを上げた。
「始めましょうか♪」
 シスターが楽しそうに合図を出す。少女とシスターは互いに向き合い、お祈りのポーズで目を閉じた。
「「わたしたちのお祭り(ゲーム)を」」


ふたば「にゃっほー☆ 怪盗ゴシックフェアリー、もうすぐ公開だよ☆」
みなり「双葉ちゃん、まずは自己紹介しなきゃ」
ふたば「わたし羽室双葉(はむろふたば)。どこにでもいる普通の女子高生☆」
みなり「普通の女子高生は、十八段の跳び箱を宙返りしながら跳びませんわよ」
ふたば「そうにゃの? じゃあ、普通じゃない女子高生☆」
みなり「私は岼聖奈梨(ゆりみなり)と申します。シスター見習いやってる普通の女子高生です♪」
ふたば「普通の女子高生は、シスター見習いなんてやらないと思うにゃ!」
みなり「あら? じゃあ、普通じゃないシスター見習いの女子高生です♪」
いちか「あなたたち、なんでコントやってるのよ?」
ふたば「伊知香ちゃんだ。コントじゃないよ、作品紹介やってるんだよ☆」
いちか「これのどこが紹介なのよ?」
ふたば「自己紹介も立派な作品紹介にゃ☆」
みなり「せっかくだから、銭高さんも自己紹介お願いします♪」
いちか「あたし? 銭高伊知香(ぜにだかいちか)『青少年予備警察官候補生見習い心得』をやっている特別な女子高生よ!」
ふたば「普通じゃない!?」
いちか「そうよ。あたし普通じゃないの。怪盗ゴシックフェアリーを捕まえるには、普通の人じゃ出来ないもの」
みなり「じゃあ、私たち全員普通じゃありませんわね♪」
ふたば「にゃはははは。わたしたちみんな異常☆」
いちか「異常とか言わないの! そういや生徒会って何か隠し事してる気がしない?」
みなり「学院祭でサプライズを企画してるって噂を聞きましたわ」
いちか「サプライズって何やるの?」
みなり「音楽ユニット『魔法音快ゴシック』を呼んで、ライブやるとか何とか」
いちか「ふぅん。あたし音楽関係よく知らないけど、そうなんだ?」
ふたば「怪盗ゴシックフェアリーが現れるにゃ!」
いちか「何ですって!? それ本当なの!? 確かなの!?」
ふたば「にゃにゃにゃ、揺さぶるのは勘弁にゃあ」
みなり「本当かどうかは本編をご覧になれば、わかりますわ♪」
いちか「本編はどこなの!?」
みなり「第二十二回文学フリマ東京で、キー35『See Moon』にありますわ♪」
ふたば「コミティアと第二回文学フリマ金沢でも見られるにゃ☆」
いちか「必ずチェックにいくわ! ゴシックフェアリー、必ず捕まえてみせる!」
ふたば(いいのかにゃ、わたしたちがピンチになる情報与えて)
みなり(心配無用ですわ、捕まりっこないですもの♪)
ふたば(それもそうだにゃ☆)
全員「オリジナル小説『怪盗ゴシックフェアリー』よろしくお願いします!!」

※上記会話は本編に含まれません。本編の一部を近日中に公開予定です、お楽しみに!


あいり「私たちも登場してるって聞いたんだけど本当!?」
エレナ「登場してるわよ。よかったわね」
あいり「続編ないって聞いたときはショックだったけど、また出られるんだ!」
エレナ「ほら、このシーン。ちゃんと出てるわよ」
あいり「……あのさ、私の名前が見当たらないんだけど」
エレナ「ゴシックライブを読んだ人には、藍凛さんだって判るわよ」
あいり「読んでない人は!?」
エレナ「大丈夫よ、気にも留めないだけだから」
あいり「全然大丈夫じゃない!」
エレナ「話は連動してるけど、続きものじゃないので『魔法音快ゴシックライブ!』を読んでなくても楽しめるし、読んでおくと謎が深まってさらに面白いわよ」
あいり「謎が深まるってどういうこと?」
エレナ「『怪盗ゴシックフェアリー』を読めば判るわ」
あいり&エレナ「というわけで、私達からもお薦めです。ぜひ読んでみてくださいね」